(3)自分らしさの考察
精神世界の素晴らしい本を沢山書かれた方に、故・船井幸雄先生がいらっしゃいます。
もともと経営コンサルタントのはしりとしてご活躍され、数々のお店や会社を繁盛させるも、コンサル先のお店に潰される事となってしまったお店の人から襲われ、そこでやり方を変えようと、精神世界のことをやるようになったそうです。
船井幸雄先生がご自身の会社経営について言及されたご著書があって、その中で先生は
「とにかく新人には、その人を見抜く為に通例の10倍くらいの仕事量を与える、そうするとその人が見えてくる」
という内容のことをおっしゃられていました。
普通の10倍量を与えられた新人さんはだんだん慣れてきて、こなせないハズの量をこなせるようになり、なおかつ、得意分野に関してはそんな激務の中でもいとも簡単に、そしてとても上手にこなしてしまうのだそうです。
さらにはその得意分野に関してはいくらやっても苦にならない、楽しくてしょうがない、というように。
もちろん、今は時代が違いますので船井先生の会社さんもそういうふうにはやっていないと思いますが、私達が自分らしさや適性を知るヒントがここにありそうです。
追い込まれた時ひとは本性をあらわす
これは通常ネガティブな意味合いで使われる言葉ですが、ポジティブサイドにも真実の言葉と言えます。
これをさらに身近に落とし込むなら、
ひとつひとつの作業に常に全力で取り組む
これなら私達にも出来そうです。
全力でやると、その物事が楽しくなるだけでなく、自分にも出会いやすくなる、
これはエネルギーの法則で見ても確かなことです。
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