【8】御伽の国、アトランティスの聖なるキャバクラの物語
ブラックレイン、バックヤード
「クソっ、あらかじめ根回しはしといたが1億ボルが限界だっ!一体ホワイトマウンテンに座ってるあのランニングシャツのオヤジは何者だ?」
「あんな資産家、公表されてたか?」
「なぜアイツをこっちに呼んどかなかったんだ!」
ブラックレイン・リン(さらにスケスケ大胆衣装に着替え涙ぐみながら)
「私はいま、感動しています、みんなの思いを感じるからです、私達はいま繋がっているのです」
場内の客
「リンちゃーん!俺も感動だよぉー」
「ワンネスさいこー」
リン
「せっかくなら、今日を思い出に残るカタチで終わりたい、私は決めました、今日イチバンお支払いが多かった方と私はケッコンします!これは愛の競争です!」
謎の資産家、オヤジさんの出現により、ブラックレインは思ってもみない大苦戦。
リンも最後の手段で応戦、、
当時は今ほど個人の経済情報が外には出ない社会だったので、アトランティス国はまさかエマが(もっと言えばエマも)こんな資産家を抱えているとは知らなかったのです。
結局売り上げ競争はエマのホワイトマウンテンに軍配。
競争を面白がってテレビを見ていた人々からしたら、エマとオヤジさん2人だけで宇宙を断ち切る、そんな痛快劇でした。
エマ
「なんや勝ったゆうても終わればジャマやな、あのトラック200台ぶんのカネ」
オヤジさん
「秩序は保たれなければならないからね」
アイ
「これだけぎょうさんの量のカネを目の前ではじめて見て思うわ、カネはホンマにただただカネやな」
店長
「おいっ!見ろ、ビール瓶から花が咲いてるっっ!」
エマ
「枝豆からは咲いてへんのよ」
宇宙の究極のところにある意識、エネルギーはときにズルい
秩序や公平さを保つ為なら、、
でも、そのズルさは
死力を尽くし、もうダメだ、あと一秒、
そこまでは発動されない。。
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