【1】御伽の国、アトランティスの聖なるキャバクラの物語

私は聖なるタヌキのタヌ吉です。
古代の滅亡した地球は、かつてアトランティスと呼ばれていました。
アトランティス大陸があり、レムリア大陸があり、そのレムリア大陸に伝説のキャバクラ『ホワイトマウンテン』は存在しました。
ホワイトマウンテンには、宇宙の様々な星からもお客さんが訪れ、お酒を飲みながら、スピリチュアルな宴にみな興じました。
宇宙史上最高の売り上げをキロクした伝説のキャバ嬢・エマは、そんなホワイトマウンテンのカリスマキャバ嬢。
さて、今回はそんなエマのホワイトマウンテン入店の軌跡、、、
場面は採用面接に移ります。
店長
「えー、ウチは完全歩合だからお客つかなかったらキビシーよー、あと遅刻欠勤も罰金制ね、お給金からひかせてもらいまーす」
エマ
「そんだらアンタなにかい、客が指名してこんかったら6時間店にいても給料ナシかいな」
店長
「そーいうコトですねー、でもね、お客がつけばウチは他よりだいぶキャストさんの取り分いいよ、つまりね、ハイリスクハイリターンってヤツ」
エマ
「おーし、挑戦したろやないの」
店長
「おつかれマンモスでーす、それでは今日からハリキッテお願いしゃーす!」
、、
、、、
勤務開始から一週間、、
夜は殆ど店にヘバりついてるにも関わらず、エマにはお客さんがつきません、よって給料も発生せず、、
エマはドリンクのお給仕などするのでキャバクラ場内をふらふらはします。
よってその時にお客さんに「あっ、アノ娘指名したいな」となってもらう必要があるワケで。。
直感冴え渡るエマは「こりゃお色気でいってもそんなヤツはぎょうさんやから、なんか他をやらねばな、ははん、ようは客に‘’なんやアイツ、しゃべってみたい‘’と思われればイイんやないか」そう考えました。
普通は衣装をさらに薄く短くして、お色気で気を引く、
しかしながらエマがやったのは、、
謎のゼッケンをかぶる(着る)
部活みたいなヤツですね、
華やかなドレスにゼッケン、、妙ではあります、、
しかも来る日も来る日もゼッケンの番号が変わるので常連客たちは気になりました。
ゼッケンの意味が知りたい、、
番号にもまさか深い意味が、、、、
奇をてらった、
と言えばそれまででしょう。
世の中には奇襲作戦が溢れていますから。
ところで、なぜエマはホワイトマウンテンに入店しようと考えたのでしょうか。
それは、梅の木がそう教えたから、
そんなフワフワではあなたは納得しないでしょう。
そう導かれたから、
ヘドが出るぜぃ、でしょうか、、
簡単に、そして現実的に言えば
かなりの借金があって
まとまったお金を短期で得たかったから
です。
でも、もっとスットンキョウな理由は
宇宙を創生した、秩序を司る神を復活させる為、
なのです。
さて、ゼッケン問題に戻ります。
エマの作戦は見事?!的中し、多くの男性客がエマを指名するようになりました。
エマのトーク力は非常に高かったので、みるみるウチに、とまではいきませんでしたが徐々にお客さんが増えていきました。
まわりのライバルキャバ嬢たちは
「奇をてらっても、所詮は長続きはしない、ゼッケン作戦が飽きられたら次はヘンてこな髪型にでもして客の気を引こうっての?」
といきまいたり、
逆にマネして
ドレスではなく寝巻で登場、あえてそのままゼッケンの真似、
など色んな反応をしました。
なにはともあれ、こうやってエマのホワイトマウンテンでのお仕事はスタートしたのでした。。
再びタヌ吉です。
タヌキは眼力の霊力を与える、タヌキを使えばある程度のラッキーはたぐりよせるコトができる。
これは事実です。
でも、エマはそのように我々タヌキを使わなかったのですよ。
タヌキが勤勉を司るとは、あまり知られていませんよね。。。。 

スピリチュアルな自己実現

私達の潜在力を存分に発揮し、もうすぐやって来る魂の時代をシッカリ楽しみながら生きる為のサイトです。(3649uzumeame@gmail.com)

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