【6】御伽の国、アトランティスの聖なるキャバクラの物語
客A
ねーねー、アユタヤちゃーん、一体いつになったら俺とお付き合いしてくれんの?
もう3年も通ってんだよー、オレ
アユタヤ(キャバクラ・ホワイトマウンテンのナンバー2)
そうねえ、このウイスキーの瓶から花が咲く頃じゃない?
客A
なんだおーソレ、咲くわけ無いじゃん、お断りかよーまったく!
客B
あのさ~、アイちゃん俺、結婚して欲しい!
アイ(ナンバー6)
まだ早いんとちゃう?アンタの頭から花が咲いたらな、喜んで結婚したるわ
、、
キャバクラ・ホワイトマウンテンは大盛況も大盛況、
一方、
アトランティス国、最高評議会では、、、
官僚A
許せん!あのクソキャバ嬢があ!!我が国をバカにしよって!
ここまでの侮辱は本国の歴史を汚すものだあ!
大臣
そうですなあ、まさか国王もこのまま黙っているワケじゃありますまい、いかがですかな?
国王(タヌ吉)
それもそうだなあ、ここは一つ、エマやにっくきレムリア国を黙らせなければ我が国のメンツに関わるというもの、、
さて、どうするのが良いか、、
官僚B
どうでしょう、ここはひとつ、軍事産業に注いで来たリソースを一部キャバクラ事業に転嫁し、宇宙イチのキャバクラを我がアトランティス国につくるのです。
官僚C
実に同感ですな、
オーディションを多数開催し、必ずやエマを超える人材を発掘するのです。
官僚D
スタジアム級のキャバクラを作り、5000人のキャバ嬢を揃え、宇宙じゅうから莫大な数の客を呼び寄せましょう!
このようにして、国策としてのキャバクラ事業が、アトランティス国では始まりました。
再びタヌ吉です。
軍事産業に多大な投資をしていたアトランティス国にとり、キャバクラ事業開拓は良いものでありました。
私がエマの元を訪れたのは、こうなる事を期待していたからに他なりません。
戦いや暴力は多くの場合、儲けのタネにはなってきましたが、沢山たくさん犠牲をうみました。
国祖クニトコタチは、みなから除け者にされ隠居させられる際、一切戦うという事はしませんでした。。
クニトコタチを追いやった不満分子勢は
「炒り豆に花の咲く頃、隠居からお戻り下さい」
と、そうはなったのです。
この当時の雰囲気が描写されているような気がしますのが大名作『もののけ姫』と、わたくしタヌ吉は思いますです。
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